みなさんは旅行でホテルに宿泊するときに別途、料金請求されたことはありますでしょうか。場所によっては宿泊料のほかに宿泊税というものを必要とする都市があります。
日本では、導入している都市は少ないので、知らない方も多いかもしてません。
導入している都市でも絶対、宿泊税が発生するわけではありません。
では、どのように課税になるのか見ていきましょう。
今回は概要ですので細かくは記載しておりません。
宿泊税の目的
日本国内の話ですが、どこの自治体も国際都市の魅力を高めるため〜でみたいなことが書かれています。
観光業の発展を意図しているのかはわかりませんが、どこの都市も同じような理由となっております。
その税収が何に使われているかわかりませんが、ホテルにはこう言った課税があります。
宿泊税は現地で支払い
室料や朝食込みの料金などはネットで事前に支払いができますが、宿泊税は事前に決済ができません。
ですので、支払いはチェックイン、チェックアウトの時に行います。
また領収書も現地決済となりますので、ホテルでの発行ができます。
導入している都市(国内)
導入している都市は限られています。
また都市によっても課税の方法が変わってきます。
日本では部屋単位で一人あたり何円以上だったら課税ですので、二人で宿泊なのに、一人で予約をしてしまうと余計な税金を取られてしまうので、注意しましょう。
ちなみに12000円の部屋を2人で予約すると、一人当たり、6000円の部屋ということになりますので、課税の対象にはなりません。
ちなみに『素泊まりの料金』+『宿泊にかかる別途サービス』の合計金額で宿泊税が決定しますが、朝食や駐車場代はこれには含まれません。
海外の旅行代理店ですと、部屋単位での価格になってますので、agodaなどのサイトで予約もおススメです。
東京の宿泊税
一人当たりの室料が、
10000円未満:課税なし
10000以上から15000円未満:一人あたり100円
15000以上:一人あたり200円
大阪の宿泊税
7000円未満:課税なし
7000円以上より:宿泊税対象
※7000円以上から15000円未満まで100円の宿泊税
15000以上も規定あり。
京都の宿泊税
京都では、価格に限らず宿泊税が徴収されます。
20000未満で一人200円となっており、子どもでも徴収の対象となります。
家族で宿泊となると全体で1000円超えそうなレベルです。
事前に決済したのに現地でこれだけ徴収されることを考えると、
場所によっては、大阪に移動して宿泊ということも、今後考えられそうです。
その他の地域
今回は3都市のみ取り上げましたが、その他、導入している都市もあります。
また、これから導入しようと考えている都市もあるようです。
自治体にとって導入すれば億単位の税収になるのでとても魅力的な税金と言えるかもしれません。その分、観光業の発展を期待したいところですが...
導入している都市・抜粋(海外)
海外でも、宿泊税を徴収していく国や都市もあります。
日本では基本、部屋ごとに課税ですが、海外は基本、一人当たりにかかってきます。
もちろん部屋ごとに徴収する国もあります。
こちらも現地で支払いになります。
私がスペインに滞在したときはチェックイン時に支払いました。
支払いが求められる国や都市は以下の通り。
※全ては掲載しておりません。
(一人当たりに徴収)
・スペイン
・ドイツ
・サウジアラビア
・マレーシア
(1室ごとに徴収)
・ベルギー
今回は宿泊税についてとても大まかに紹介しました。詳細のことよりも宿泊税という存在を知っておくことでホテル選びがまた変わってくると思います。
また、ホテルの検索方法についての記事をこちらで紹介しています。
合わせてよろしくお願いします。また記事内からも予約サイトに飛べるようになっております。