2019年の夏、日本と韓国の関係はさらに冷え込みました。
テレビやニュースを見れば、日韓関係のことばかり。
何も知らずに見ていると、韓国は危ないところだ。日本人とバレると危ないかもしれません。
それを思い、韓国へ行くことを戸惑っている人もいるかもしれません。
最近の日韓関係で思いつくものでボイコット運動が有名です。
日本のものは買わない、日本には行かないことを国を挙げて行いました。
行われてから少し時間がたちますが、10月現在の韓国はどうなのかお伝えします。
普通に観光していただけですので、細かいところまで目を配れてはいませんが、普通の観光客目線で見ていただけると幸いです。
韓国のボイコット運動
主にボイコットの内容
- 日本のものを買わない
- 日本へ旅行しない
主に内容はこの二つになります。
報道では、日本の製品を売り場から下げたり、これは日本の製品だという張り紙を大々的に張っていたりしていました。また、どの会社が日本の会社なのかをサイト上で見れるようにもなっていました。
また日本の旅行もキャンセルする人が続出したり、日本へ行く人への批判や悪いイメージがありました。
ボイコットに興味ない人からするとめんどくさい話ですね。海外旅行が趣味の人や、政治と娯楽を別と考えている人には迷惑な話です。
街中でボイコット運動の横断幕
運動は行われるにあたり、街にはボイコット運動に関するポスターや、横断幕が掲げられました。
また地下鉄のドアにもステッカーが貼られました。
ボイコット運動による結果
当然ながら、韓国内でモノが売れなくなってしまうので、会社によっては売上が落ちた会社もあります。
旅行面では日本の観光地から韓国人がかなり減りました。
街を歩いていても韓国人に会うことは稀です。
ですがダメージを受けたのは日本の会社ではありません。
日本と韓国を結ぶ韓国系の航空会社です。
各社、搭乗率の悪いところを中心に今後の減便を決めています。
中には無給休職者を募集する会社もでてくるほど。
誰も得しないような運動だと言えます。
10月時点の韓国
10月の上旬に韓国へ観光しにいきました。
自分の中でも反日モードがたくさんあると思っていましたが、街にも地下鉄のドアにもなく、お店に行っても日本の製品は普通に売られていました。
ソウルを中心に街を歩いていても、反日ムードは一切なし。
不愉快な思いをすることはありませんでした。
不買運動しても良いことはないと結論付けたのでしょうか。
行われていたデモは?
滞在中は韓国では祝日の日でした。
街では、たくさんの人が集まり、声を出したり、音楽を演奏したりしていました。
また、大統領を批判する広告を配っている人もいらっしゃいました。
でも、見ていると反日デモではなさそうです。
韓国の人たちは韓国とアメリカの国旗を持っています。
調べてみるとこのデモは大統領批判するデモであること。
アメリカの旗は北を批判する意味があります。朝鮮戦争では、アメリカは韓国側でした。
そのためか、デモの参加者は若者より高齢者が多かったです。
国旗は地下鉄の出口で配っていました。外国人にも構わず配っているようです。
観光するだけなら大丈夫
ソウルを観光していましたが、テレビで見ているような危険を感じることはなかったです。外国人が訪れるところは問題なさそう。
夜の繁華街や反日デモが行われているところは避けたほうがいいです。
反日に気を付けて
観光するなら大丈夫でも反日感情を持っている方がいるのも確かです。
いくら日本が好きな人でも、歴史や政治に良いと思っていない方もいらっしゃいます。
トラブルにならなくても、相手を怒らせたり、悲しませたりするので避けましょう。
改善してほしい日韓関係
韓国を訪れてわかったことは
- ボイコットは大々的ではなくなっていた
- 観光で行っても問題ない
- 航空券がとても安くなっていた
日本と韓国はとても近い国です。
お互い主張もあるかもしれませんが、海外旅行の視点で見るともう少し、関係が改善して、観光や文化を楽しめることがたくさん出てくるといいなと思います。