海外旅行に行くとき、日本、もしくは到着地で外貨に両替しますよね。
そのとき、レートを意識していますでしょうか。
よくニュースでも放送されている1ドル=~円ですのことです。
そのレートはいつも変動しています。いつもは微妙にしか変化しておりませんが海外の情勢や経済状況で急に変動したりすることもあります。
2019年で言えば日韓関係や米中関係で変動していました。
今回はこれらのレートがどう影響するのか紹介します。
目次
円高になると海外旅行がお得
レートが円高に動きますと、円の価値が上がってきます。
つまり同じ額のお金でも外貨両替の時に換えてもらえる額が多くなります。
逆に円安になりますと換えてもらえる額は少なくなります。
と言ってもわかりにくいのでシミュレーションしてみます。
シミュレーション
これは例で実際のレートとは違いますが、1ドル=100円のレートで1万円をドルに換えたとします。
→100円で1ドルですので、1万円を100で割ります。計算すると100ドルになります。
では1ドル=95円を1万円両替ですとどうでしょうか。
→今度は1万円を95で割ります。計算すると≒105.2になります。
比較してみます(1万円両替)
1ドル=100円→100ドル
1ドル=95円→105ドル
1万円ではあまり大差はないですが、ドリンク2~3本分の差が出ます。
出張ですとなかなか対応しきれないところはあるとは思いますが、旅行ですと今はお得だから行こうと考えるのもありだと言えます。
外貨両替の場所ではレートに手数料を乗せた額が表示されていますので、為替の数字とは同じになっていません。
2019年はどう変化したのか
2019年9月現在にはなりますがどう変化したのでしょうか見ていきます。
変化した代表的な通貨は、米ドル、ユーロ、中国元、韓国ウォンです。
だいたいの数値ですので正確な数値はレート確認お願いします。
(2019年4月→2019年9月)
米ドル 1ドル=111円 → 1ドル=106円
ユーロ 1ユーロ=125円 → 1ユーロ=117円
中国元 1元=16.5円 → 1元=14.7円
韓国ウォン 1ウォン=0.098円 → 1ウォン=0.087円
韓国ウォンは細かくわかりずらいですが、例えば、コーラが1000ウォンで売られていたとします。4月の時点では日本円で98円ですが、9月の時点では87円になる計算になります。
高いものを購入するとなるとこの差は広がっていきます。
ですが、その他の通貨も変化していたり、あまり変化していない通貨もあります。
両替はどこがおすすめか
空港をはじめとして市内の銀行や両替場でできますが、
米ドルとユーロは国内でも問題ないと感じます。
しかしそれ以外の通貨は日本国内ではなく、現地で両替するのがおすすめ。
現地でも空港とホテルのレートは悪く設定されており、市内の銀行のほうがレートが
良くなっております。
しかし、中国の場合、市内の銀行では必要書類が必要になるので、普通の旅行者はできないことになっています。知らない人にしましょうかといわれますが、公式ではなく、自己責任になりますので、おススメできません。
また、台湾ではレートが設定されておりますので台湾の空港で両替しても大丈夫です。
手数料
表示されているレートのほかに手数料を取っている両替商もあります。
張り紙などで告知されている場合がほとんどですが、書いていなかったり、通貨の感覚がわからなかったりで、冷静な判断ができないこともありますので注意が必要。
友だち同士など複数できてる場合はまとめて両替すると手数料を安くできますので、一緒に両替してみるのもおススメです。
でも友だちと一緒に両替すると分けるの大変っていうのはありますが...