今回は格安航空会社(LCC) のメリットとデメリットをご紹介。
日本で搭乗してからだいたい5年くらいになりますが、みなさんは利用した経験はありますでしょうか。
格安航空会社とはその名の通り、低価格でサービスを提供している航空会社のこと。
LCCは Low Cost Carrier (ローコストキャリア)の略です。
格安航空会社が登場したことにより、旅行というものが一気に身近になったと感じます。
また外国にでも、場所は限られますが、格安で行けるようになりました。
国内より海外のほうが安いともいわれることも。不思議な感じがします。
目次
格安航空会社(LCC)はなぜ安いか。
ANAやJALとは違い機内サービスがなく、飲食をはじめ、毛布の貸し出しとかもありません。路線にもよりますが、そういったサービスは有料です。
また座席もやや狭く設置されていますので、体が大きい方には窮屈に感じると思います。
また、可能な限りたくさん便を飛ばしています。
飛行機は空港で駐機していると、その分、空港に使用料を払わないといけないので、なるべくたくさん飛ばしてお客さんを運びたいということなのです。
こういった背景があり、気軽に遠くへ行くことができるようになりました。
日本の格安航空会社
日本にはたくさん格安航空会社が乗り入れていますが、日本の会社は6社あります。
まだ準備中や統合される会社もあります。以下の通り。
・Peach
・ジェットスタージャパン
・春秋航空日本
・エアアジアジャパン
・バニラエア(2019年 Peachへ統合)
・ZIPAIR(2020年より)
メリット
運賃が安い!
一番はこれに尽きるでしょう。いままで、行けなかった場所にいけるようになったのはとても素晴らしいことといえます。
どれくらい安いかですが、正確には言えないところもありますが、
通常、東京から大阪までの往復でレガシーの航空会社で3万円程度ですが、
格安航空会社ですとその半額の1万5000円で行けたりします。
航空券の価格は常に変動しますので一概には言えませんが、今までの半額程度で行けるようになりました。
新幹線よりも安いです。行く場所によっては。
片道でも予約できる
レガシーですと、基本往復で販売しており、片道の料金も往復の価格と変わらないんですが、格安航空会社は片道から利用できますので
単純な往復以外にも、周遊も簡単に可能にしてくれます。
海外旅行ですと東南アジアは特に日本からも近く、航空会社の数も多いので周遊しやすいかと思います。
デメリット
キャンセル、変更が難しい
一度予約したものは基本的にキャンセルも変更もできません。
予定に変わりそうな方は、航空会社にオプションがありますので追加料金を払い、キャンセルできるプランを購入する必要があります。
ただ、料金的にレガシーの航空会社との差がなくなってくるので、LCCの良さが薄れてしますかもしれません。
予定に余裕がある、学生や休みがわかっている方におススメです。
欠航になったとき
悪天候により飛行機が飛ばない時があります。その時は、次のその航空会社の便か払い戻しです。手順は会社によって違います。
こういった会社はアライアンスもありませんので違う会社の便に乗せてもらうということはないです。
また、場所によっては毎日飛んでいないこともあるので、必ずこういった事態を予想することも必要になります。
機内サービスが有料
さきほども述べましたが飲食から荷物、座席まで有料です。
ただ、全員が求めてることではないので合理的と言えます。
海外発の国際線ですが、機内食を購入するとんな感じ。日本だったら700円程度。海外はもう少し安かったりします。
荷物のオプションを追加している方は多いような気もします。
ただ短い旅行なら小さいスーツケースでも全然大丈夫ですよ。
会社によって違いますが機内へは7キロ~10キロまで持ち込みできます。
荷物の重さのチェックは日本が一番厳しいと思います。
超過したら高い追加料金です。余裕は持ったほうがいいですね。
安全面はどうなのか。
お得に乗れるのはいいですけど、飛行機って高いところを飛ぶので、やっぱり気になるのは安全性。大丈夫かなとなると思いますが、航空会社は安全だけはコスト削ってはいないのでご安心くださいとのこと。
つまり、この部分だけはレガシーの航空会社と同じということになります。
まとめ
格安航空会社についての記事でしたが、良い面も悪い面もあります。
私がいつも思っていることは旅の一つの選択肢だということです。
目的によって、必要なものは変わってきます。
ルールはたくさんありますが、うまく使うことで旅が楽しいものになると思います。